第1回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:庄司京平 学籍番号:c1090963 語学クラス:ロシア語 コース:政策マネジメント 参考文献を記入するのを忘れてしまいましたので、参考文献を載せてもう一度レ ポートを送信します。次回からは忘れないようにして、しっかり記入漏れのない ように注意します。 問57 フラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)は、ハードディスクの 代わりとして期待されている記憶装置である。このSSDを用いるときに留意 すべき点はどれか。 (ア) 書込み回数に上限がある。 (イ) 書込みより読出しが遅い。 (ウ) 振動や衝撃に弱い。 (エ) ファイルの断片化による性能悪化が著しい。 解法 SSDはハードディスクと違ってディスクを持たないため、読み取り装置を ディスク上で移動させる時間などがかからなくなり、書込みと読出しの両 方が高速で処理できるので(イ)は間違いである。またSSDはモーターを使 用していないために消費電力が少なく、機械的に駆動する部品が無いため 衝撃には強い。従って(ウ)も間違いである。残っているのは(ア)と(エ)で あるが、フラッシュメモリは従来の磁器ディスクよりはるかに高額なため、 容量を多くしてしまうと一般人が手を出せなくなってしまう。なのでSSD は低価格にするためにあえて容量を少なくして販売しているので、書込み 回数に上限が生じてしまう。よって正解は(ア)である。 問58 インターネットなどのネットワークを介して、自分自身の複製を電子メー ルに添付して勝手に送信したり、ネットワーク上のほかのコンピュータに 自分自身をコピーしたりして、自己増殖するプログラムはどれか。 (ア) クッキー (イ) スパイウェア (ウ) トロイの木馬 (エ) ワー厶 解法 (ア)のクッキーとはWebサイトの提供者がWebブラウザを通じて訪問者の コンピュータタに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みのこどで ある。(イ)のスパイウェアとはパソコンを使用するユーザの行動や個人情 報などを収集、またはマイクロプロセッサの空き時間を借用して計算を行 うアプリケーションソフトのことである。(ウ)のトロイの木馬とは正体を 偽ってコンピュータへ侵入してデータの消去などの破壊活動を行なうプロ グラムであるが、自己増殖は行なわない。以上のことから(ア)、(イ)、 (ウ) は問いの条件に当てはまらない。よってユーザに気づかれない ようにコンピュータに侵入して破壊活動を行ない、自己増殖をすると いう(エ)のワー厶が正解である。 問59 OSの機能の一つである仮想記憶方式の目的はどれか。 (ア) OSが使用している主記憶の領域などに、アプリケーションプ ログラムがアクセスすることを防止する。 (イ) 主記憶の情報をハードディスクに書き出してから電力供給を 停止することで、作業休止中の電力消費を少なくする。 (ウ) 主記憶の容量よりも大きなメモリを必要とするプログラムも 実行できるようにする。 (エ) 主記憶よりもアクセスが高速なメモリを介在させることによっ て、CPUの処理を高速化する。 解法 仮想記憶とはハードディスクをメインメモリの代用として利用するOS 機能のことで、実際のメモリ容量以上のメモリ領域のことである。こ れを用いることによって主記憶の容量よりも大きなメモリを必要とす るプログラムを実行できるようになる。従って(ウ)が正解である。 問61 コンピュータシステムが単位時間当たりに処理できるジョブやトランザク ションなどの処理条件のことであり、コンピュータの処理能力を表すもの はどれか。 (ア) アクセスタイム (イ) スループット (ウ) タイムスタンプ (エ) レスポンスタイム 解法 (ア)のアクセスタイムはコンピュータ内部出CPUが記憶装置にデータ の書込みや読出しを行なうために必要な時間を示すもので、(ウ)のタ イムスタンプは電子データに属性として付与される時刻情報のこと。 (エ)のレスポンスタイムとはシステムや装置などに指示や入力が行な われてから反応を返すまでにかかる時間のことであり、(ア)、(ウ)、 (エ)の三つはいずれも問いの条件に当てはまらない。従って、単位時 間当たりの処理能力を表す(イ)のスループットが正解である。 問67 フールプルーフの考え方として、適切なものはどれか。 (ア) 故障などでシステムに障害が発生した際に、被害を最小限に とどめるようにシステムを安全な状態にする。 (イ) システムに障害は必ず発生するという思想の下、故障の影響 を最低限に抑えるために、機器の多重化などの仕組みを作る。 (ウ) システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけてい く。 (エ) 人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性 を保持する。 解法 フールプルーフとは利用者が誤った操作をしても危険に晒される事が ないように、設計の段階で安全対策を施しておくことである。従って 一番適切な文章は(エ)である。 問71 スパ厶メールの説明として、適切なものはどれか。 (ア) 受信者の承諾なしに無差別に送付されるメールのこと (イ) 特定の目的の下にあらかじめ登録した参加者全員に同じメー ルを配信すること (ウ) メールの受信者が複数の相手に同一内容のメールの送信や転 送を行ない、受信者が増加し続けるメールのこと (エ) メールやWebページを用いてメッセージを書き込み、不特定多 数の相手と情報交換ができるコンピュータを用いたメッセージ交換 システムのこと 解法 スパムとは公開されているWebサイトから手に入れた不特定多数のメー ルアドレスに向けて、営利目的のメールを無差別に大量配信すること である。従ってスパムメールの説明として適当な説明は(ア)である。 参考文献:IT用語辞典