ベクトルの計算をまとめる。
値が複数ある場合、値をまとめて並べることがある。 座標(や位置ベクトル)などがその場合である。
P: (x,y) = (1,2)
原点 O(0,0) から P(1,2) までのベクトルを 2 倍してみる。 ベクトル全体に実数倍をするとき、それをスカラー倍と呼ぶ。
Ruby の 1 次元配列で、ベクトルを表し、表現してみよう。
#!/usr/koeki/bin/ruby
x = [1,2]
p x
for i in 0 .. x.length - 1
x[i] *= 2
end
p x
for i in 0 .. x.length - 1
x[i] /= 4
# x[i] /= 4.0
end
p x
Ruby では、型を宣言する必要がないが、中に何が入っているのか、 気にする必要があることを確かめよう。
Ruby では数学者が開発した Math module および mathn class が知られている。
#!/usr/koeki/bin/ruby
require 'mathn'
v = Vector[1,2]
p v* 2
p v *= 0.25
#p x = 1 / 4.0
#p v *= x
4.0 など小数点をつけてから割ると、自動的に to_f 変換する。
0.5 倍してみよう。
をそれぞれ調べてみる。
mathn class を使うとき、 割り算の記号は使えないことを確かめよう。