変数には、文字や数値が入る。文字や数値を代入するとき、変数を型によって区別する。
integer, real, complex, string, logical などの型がある。 文字や数値を代入する際に、適切な型宣言を行なった変数に代入する。 数値の場合は、実数が倍精度型実数になるように設定する。
d0 = 100 と読み替える。
1.0d0 = 0.10d1である。左から読んで数字の始まる前の桁までのゼロは、有効数字に数えない。 数字が始まり、d0(d1) までの数が、有効数字の桁数で、この場合はどちらも 2 桁となる。 d0(d1) を忘れると、精度が低下する処理系も存在する。 real の場合は単精度型となり、 小数桁が 6 桁程度だけ正しいだけであるが、倍精度型 real(8) では、15 桁程度正しく計算される。 以降倍精度型を常に使うことにする。 倍精度と単精度の演算は、単精度になる。
除算は、整数型で割ると、小数点以下を切り捨ててしまう。 まずは実数値で計算させ、結果を型変換の組み込み関数 nint などを使って、 結果を得るとよい。
Ruby 言語では整数値で割る場合に、to_i がついてしまうので、 小数値をつけて割るか、to_f 変換して、指示指定子を工夫することで乗り切った。