OpenOffice.org のシェアが大きくなると、Linux や Windows などの OS によらず、 無償のソフトウェアを通じて情報を交換できるようになる。
計算機そのものを製造する会社は、マルチベンダ方式を採用し、 OS は Microsoft 社の Windows を使用し、ソフトウエアは Microsoft 社の製品の他に自社開発のソフトウェアを搭載して販売する傾向があった。
一方シングルベンダとは、以前の Apple 社の iMac のように、OS は MacOS、 その他の製品も全て自社製品を搭載して販売することである。 MacOS X からは、Windows も搭載するようにもなったので、 Apple 社も、ブラウザ Safari を Windows OS に載せられるように したり、 2007 年 10 月発売の Mac OS X Leopard からは、 Windows XP/Vista との dual boot をサポートする OS になった。 その意味ではマルチベンダとなる。
近年はマルチベンダ方式でありつつ、 規格は無償の組織が定めるところによる、 という組み合わせが増えている。