基礎プログラミング I 第03 回 キーボードから入力して計算させるには to_i method の特徴

to_i は、入力された値 item を「数値に変換せよ、 その際、小数点があれば切り捨てよ」 という意味である。

それでは to_i method を用いた to_i_compare.rb を作ってみよう。

以下のプログラム to_i_compare.rb に、 小数点や x 以外の文字列を入力すると何がおこるか。 それがなぜ発生するのか分かる場合は、根拠をつけて答えよ。


#!/usr/koeki/bin/ruby

STDERR.print("to_i, to_f の性質を調べます\n")
STDERR.print("何か文字列をどうぞ ( 終了は x ) :")

string = gets.chomp

if string == "x"

  printf("x が入力されたので中止します\n")

else 

  printf("整数値化した結果: %d \n", string.to_i)
  printf("3 で割った結果: %d \n", string.to_i/3)
#  printf("3 で割った結果: %f \n", string.to_f/3)

end

実際に実行してみた結果、 to_i method はどのような計算に適しているだろうか。

そうでないときはずっと 実行したいあるいは、 そうでないかぎりは 実行したい場合なども使うことがある。

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