科目名
担当教員
開講時期
公益自由研究
西村まどか
前期
<テーマ>

論理思考と定量的な計算力をつける

<講義概要>

他の研究分野でも使われる数学の手法を学ぶ。 経済学や、 物理学のテキストを読み進めることができるようになることを目標とする。

<授業計画>
  1. ガイダンス, 小テスト, 面談
  2. 三角関数
  3. 指数関数と対数関数
  4. 複素数
  5. 偏微分
  6. ベクトル
  7. スカラー積とベクトル積
  8. 行列と行列式
  9. 連立1次方程式の解法
  10. 行列の固有値と行列の対角化
  11. 座標とベクトル
  12. 1 階微分方程式
  13. 2 階微分方程式
  14. 2 階線形微分方程式
  15. 定期試験(受講人数によっては口頭試問)
<評価方法>

毎回のテーマのレジュメ(毎週木曜日9:00までに提出)、 毎回の出席時の発表内容および計算ノートの提出、 最終回のレポート報告の内容を考慮して評価する。  

<その他 (テキスト、参考書、注意事項等)>

欠席が5回以上であれば、不可とする。 担任制と連動するので、連絡を密にする都合上、 1 年次後期には計測法入門、 2 年次には基礎の理数I, II を受講してもらう。 また、情報系ゼミの専門演習に参加してもらうことがある。 開講日は月曜 1 限を予定している。

テキスト:和田三樹, 物理入門コース『物理のための数学』岩波書店  

<受講生への一言>

3 年次以降の専門演習時に必要な力をつけるプレゼミと位置づける。 専門演習では、現代物理学を学ぶ。 そこでは微分演算子と線積分、面積分、 フーリエ展開や偏微分方程式についての知識が必要となるため、 希望者には後期以降も自主的に勉強会を開きたい。