現在のあなたは「訳の分らない計算機の言語」を学んでいますが、 計算機の言語はどれでも、文法の意味さえ分れば、 それなりに扱うことができるようになります。 初めての場合は、誰でも苦労します。 「学生」はできないことを理由に解雇されません。 苦労すべきときに苦労すべきです。
業務で特殊なソフトウェアを使うことが多いようです。 例えば給与計算、在庫処理などは企業が特注で作らせているものがほとんどです。 営業の仕事をしていれば、 新製品の売り上げ目標などはよく変更になるでしょう。 計算機の言語や使い方に慣れておくことで、 設定をどこですればよいのかすぐ理解できるようになります。 顧客への対応や、資料を読みこむ時間を増やすことができます。
あなたの不満は、 「よくわからない計算を、レポートに出されたという理由で、 計算機を使って計算しなければならない」に集約されるわけですが、 ある計算を理解し、レポートを作成する行動は、 就職して、職場のファイルを引き継いで仕事をするときに、 期限内に仕上げる方法を考えつく助けになるでしょう。
Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>