情報のレポートが苦手な人びとへ

レポートを苦痛に感じないように工夫するコツは、 提出すべきレポートをためないこと、自分の言葉で説明する時間を長くとること。 苦手意識の克服は、自分の言葉で説明する訓練から始まる。 これを守ればいつのまにか苦手意識は消えるはずである。

本文は、自分の作ったプログラムのマニュアルを作るつもりで書くこと。 プラモデルなど自分で組み立てる製品の説明書を思いだそう。

は必ず書かれているはずである。これを目指して書くとよいレポートが書ける。

レポートの設問は、 就職の筆記および面接試験でうまく切り抜けられるようになることを目標として 作成しているつもりである。

筆記や面接で出される質問には二種類ある。 答えられる質問については、 「出題のとおり答えることができるか」が問われ、 答えられない質問には、 「自分で分かったことを順序立てて表した上で、 質問の意図を知る努力ができるか」 が問われている。

ゆえに、 レポートのプログラムが分からない場合は、 どう考えたかを順序立ててレポートとすること。

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Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>