今週の課題の講評

ゼミがはじまるため、今回から系も含めて紹介することにした。 語学のクラス番号や学籍番号とは異なり、個人を特定しにくいと考えた。 ここまでは紹介できると考えたためである。 個人的には名前を全て公開してもよいと考えている (実際レポートを詳しく読むと、誰のものか分かる)。 また、このクラスは中国語と英語なので、 語学も表示してもよいのではと考えている。 いずれにせよ、クラス番号、学籍番号、氏名は公表しない予定である。 よく考えてレポートを作る学生が増えたので、読むのが楽しみになってきた。

今回は、少し伸びてきた学生を中心に掲載する。 よい得点を得たのに掲載されなかった学生は、 いろいろな考察やエクストラのプログラム、解説をするなどして、 工夫してもらいたい。 特定の学生のレポートが出回っているので、 仲間に見せるプログラムは 2 段下のものにすること。 今後明らかに写したと分かるコードのものは D とする。


「みかん 30 円、りんご 45 円のとき、消費税を含めた売上げを計算させる」

def total(orange,apple)
   (30 * orange + 40 * apple) * 1.05
end

2 変数関数の method は、 上のような例を作ることである。変数が 2 つなので、2 通り以上のパターン、 たとえば (みかん,りんご) = (3,2), (4,1) などの組み合わせについて計算を 実行し、実際に結果が一致するか調べる、などである。

割り算や小数点の計算を実行させると to_f を使う必要性があることに気づくことができるようになった学生が多かったが、 %f の表示の工夫がなかったり、 bc -l の計算と一致していない、 あるいは何のコメントもなく提出する学生が多かった。

まずは何を行うか宣言する
そのプログラムを作成し、実行してその結果を考察する

ことがレポートの全てなので、この点をもう一度確認すること。

本日の講義目次 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>