入力を促す部分と出力させる部分

このままでは、正常に動いたときは gets 部分で止まって、入力を待ってしまう。 ユーザに実行させるには入力を促す部分が必要である。 また、入力を得ても結果を表示しない。よって出力させる部分を付け加えよう。


#!/usr/koeki/bin/ruby

def f(x)
 3 * x 
end

STDER.print("関数の値を求めます。値を入力して下さい。\n")
a = gets.chomp!.to_i 
printf("%d \n", f(a))

とする。def f(x) -- end の中身を 3 * x, 2 * x - 1, - 2 * x + 1 と変更して、f(1) に対して 3, 1, -1 を得るか確認せよ。

STDERR # 対話的な表示に使う
       # 標準エラー(STanDard ERRor)出力

定義部分の method を用意したあと (def -- end)、 実行文 STDERR.print を始める。 method で使う用語をまとめておく。

仮引数(かりひきすう):関数の中で使う変数のこと
関数 :  仮引数を使って作られているもの
引数(ひきすう): 実行文の中で受け取る変数のこと

基礎プログラミング II / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>