file open -- end のまとめ

ファイルの読み出しも、書き出しも、open -- end を用いればよかった。 open で指定するときのモードで、指定すればよい。

# open("ファイル名","モード") do |変数|      # ファイル名と何を行うかのモード設定
#    :   変数に対する処理
# end                                       

モードには、"r", "r+", "w", "w+", "a", "a+" の 6 つのうちのどれかを指定する。

既知のデータを使いたいとき"r"読みこみ専用、 読み出しはファイルの先頭から
追加注文も含めることのできる注文請書を作りたいとき "r+"書き込み可能で、 読み出し書き込みは先頭から
レシートなど、新しく書き込むファイルを用意したいとき "w"新規書き込み専用、書き込みは上書きで先頭から
前回のポイント分を読み込み、今回の購入分から発生するポイントを加えたいとき "w+"読みこみ可能だが、書き込みは上書きで先頭から
購入取り引き台帳などを作成するとき "a"書き込み専用、 ファイルが存在していれば続きから書きはじめる
銀行の ATM で出納記録を作成するとき "a+"読みこみ可能、 ファイルが存在していれば続きから書きはじめる

ファイルに書き込んだり読み出していると考えられる電子ゲームを挙げ、 Ruby でならどのように作ることができるか推測せよ。

本日の講義 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka.koeki-u.ac.jp>