比較検討しよう

いろいろな間違いに気づく方法と、その直し方についてふれた。

自分自身でも計算しよう

比較演算子の大きさの指定を間違えていたりすると、思った通りに動かない。 bc -l コマンドを使うと、プロンプト上で計算できる。 プログラムの間違いを数値の上から知ることができる。

エラーメッセージの行を読もう

エラーメッセージの行を読むと、その行の直前に問題があることが多い。 行の直前をよく見直そう。

コメント文を使ってみよう

プログラム内の while 文や if 文の行を指定した通りに実行しているのかどうか、 よく分からないときは、仮の printf 文を挟み、変数を表示させてみよう。 作成途中に挟んだ printf 文は、直前にコメント文をつけたままコメントアウト (# をつける) して、最後までとっておくと何をしたかったのか思い出しやすい。

        :
    while i <= 100
        :
       # 回数を調べる変数 i がどれだけなのか調べる
       # printf("i = %d 回目\n",i)
        :
    end

Emacs 上で編集するとき Tab キーを使って行頭を揃えるとよい。 とくに *** -- end の形の実行文の間違い探しには有効である。

本日の講義目次 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka.koeki-u.ac.jp>