もしもそうならば

日常のいろいろなところに、分岐がある。Ruby では if -- end として表す。 比較演算子は、条件を判断するときに使われる。前回は同じであるか調べる == を学んだ。

# if A == B          # もし A が B に等しければ
#    C を実行せよ     
# elsif A == D       # A は (B に等しくないが) D に等しければ
#    E を実行せよ 
# else F を実行せよ
# end 

となる。A が B にも D にも等しくない場合は F が実行される。 洗濯物を洗う場合を考えてみよう。

白ければ漂白剤を入れて洗うし、毛糸製品はよりわけてクリーニングに出すであろう。 色ものであれば柔軟剤を入れて洗うだろう。これをプログラムにしてみよう。

プログラム内容は、

 
if 毛糸製品がある 
        クリーニングに出す
elsif 白いものである
        漂白剤を入れて洗う
else 柔軟剤を入れて洗う
end 

となる。

本日の講義目次 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka.koeki-u.ac.jp>