反復計算の構造

前回のプログラム meta.rb を見てみよう。

#!/usr/koeki/bin/ruby

i=i0=78                # 初期値 i0 を変数 i に代入
y=0                    # カウンタ変数を 0 を代入

while i < 85           # i が 85 を越えるまで計算
  i *= 1.04 
  printf("%d 年後\t %d kg \n", y += 1, i)
end

printf("%d 年後には 85 kg を %d kg 越えます。\n", y, i - 85)

このプログラムでは、 ある変数に対して、始めに初期値を決め、 ある一定の割合で増やすが、その変数には上限があり、 計算がある程度で止まるようになっている。 この反復計算には、while -- end を使った。 使われ方は

while いつ終えるか

    変数をどのように変化させるか

end

であった。 また、変数の値を掛算して増やしたり足算して増やしたりする場合には、

変数 *= 掛ける割合
変数 += 加える数

であった。

本日の講義目次 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>