Interpreter 型のプログラミング言語

プログラミング言語とは、人間が計算機に計算を命令するために作られた言語である。 Compiler type (コンパイラ型) と Interpreter type (インタプリタ型) の二つがある。

Interpreter Type

Ruby は Interpreter type である。 計算機はインタプリタを用いて、プログラムを実行する。 実行できなければエラーを出す。 インタプリタとは、プログラムを 1 行ずつ実行するものである。

Ruby 言語の特徴

Ruby は記述する文字数が他のプログラミング言語に比べて少ない。 計算機のしくみを知らなくともプログラムが書けるので、初心者向きである。 また、日本人が作ったため、日本語で情報を発信したり、 日本語に関する分析を行うことにたけている。

Object 指向

Ruby が少ない文字数でプログラミングできるのは、 object 指向と呼ばれる言語であるためである。 目的のために、すでにある機能を使うことを「object 指向」という。 例えば、ワードプロセッサなどにある、はがきなどの定型印刷機能を使うとき、 ユーザはソフトウェアの言語を理解する必要は全くない。 「ユーザは機能の仕組みを必ずしも全て理解しておく必要がない」 という考え方に基づいたプログラミング言語を object 指向と呼ぶ。

Ruby 言語は Interpreter 型で object 指向の言語である。 他のプログラミング言語で書くと、ソースコードの量はもっと多い。

Ruby, インタプリタ, オブジェクト指向 などの言葉を調べてみよう。

本日の講義目次 / 基礎プログラミング I / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>