ワークシートの基本機能・ワークシートの編集機能

本日の出席

表計算ソフト

ワークシート:表計算ソフトの作業領域

ワークシート:10,000 行(1-10,000) × 256 列(A-Z,AA-IV)

セル:ワークシート上の一つのマス目、5 行目の C 列は C5

範囲:E4-W9(左上のセル〜右上のセル)[選択範囲名称]

入力データ:数値・文字列・計算式

数値:右詰め

文字列:左詰め

表示は操作によって変更可能

算術演算子:+, -, *, /, ^

/:除算

^:べき算

計算機能:セル・範囲名・算術演算子・数値・関数の組み合わせ

演算(開始:終端):選択した範囲の演算

再計算: セルのデータを変更したと同時に計算式も実行されて新しい結果が表示される。

演算の優先順位

  1. 計算式の左から
  2. 乗除算は優先
  3. ( ) 内を優先

計算式と関数・表計算ソフトの便利な機能

表計算ソフトの関数

関数

合計(開始セル〜終端セル)=SUM(開始セル:終端セル) 開始セルから終端セルまでの範囲の数値の合計 =SUM(B2:B6)
平均(開始セル〜終端セル)=AVERAGE(開始セル:終端セル) 開始セルから終端セルまでの範囲の数値の平均 =AVERAGE(C4:F6)
平方根(セル位置)=SQRT(セル位置) セルの値の正の平方根(セル内の数値は正の実数) =SQRT(D2)
標準偏差(開始セル〜終端セル)=STDEV(開始セル:終端セル) 開始セルから終端セルまでの範囲の標準偏差 =STDEV(E3:E28)
最大(開始セル〜終端セル)=MAX(開始セル〜終端セル) 開始セルから終端セルまでの範囲のうちの最大地を求める =MAX(B2:S3)
最小([範囲名])=MIN(範囲名) 指定された範囲の数値の中の最小値 =MIN(得点)
整数部(セル位置)=INT(セル位置) 指定セルの値を超えない最大の整数 =INT(A3)の例:整数部(4.5)=4
剰余(セル1位置:セル2位置)=MOD(セル1位置:セル2位置) セル1 を セル2 で割ったときの余り=MOD(E3:F3)
論理積(論理式1,論理式2,...)=AND(論理式1,論理式2,...) 引数の論理式が全て真であれば真を返す
論理和(論理式1,論理式2,...)=OR(論理式1,論理式2,...) 引数の論理式が全て偽であれば偽を返す
否定(論理式)=NOT(論理式) 論理しきが偽なら真が、真なら偽を返す
IF(論理式,真の場合,偽の場合)=IF(論理式,真の場合,偽の場合) 論理式が真なら真の場合の処理を、 偽なら偽の場合の処理を行う
個数(開始セル〜終端セル)=COUNTA(開始セル:終端セル) 指定範囲内にある空白でないセルの個数を求める
条件付個数(開始セル〜終端セル,'条件') =COUNTIF(開始セル〜終端セル,'条件') 指定範囲内にある条件を満たしたセルの個数を求める

引数(ひきすう):関数の ( ) 内の値のこと

関数と関数の組み合わせ:関数やセルを複数組み合わせ、 計算式を作ることも可能である

IF 関数

IF 関数:条件判断を行う関数

IF(論理式,真の場合,負の場合)

論理式:条件判断を行う計算式のこと

論理式

比較演算子使用例意味する条件
= セル1=セル2 セル1の値 がセル2 の値に等しい
\not= セル1\not=セル2 セル1 の値とセル2 の値は等しくない
> セル1>セル2 セル1 の値がセル2 の値より大きい
< セル1<セル2 セル1 の値がセル2 の値より小さい
\geq セル1\geqセル2 セル1 の値がセル2 の値以上
\leq セル1\leqセル2 セル1 の値がセル2 の値以下

入れ子 (ネスト) の IF:IF 関数の中に IF 関数が入ること

IF(論理式 A, '処理 B', IF(論理式 B, '処理 C', '処理 D')): もし A ならば処理 B をし、それ以外で B ならば処理 C を実行せよ、 前者のどれでもなければ処理 D をせよ

セルの移動・複写・参照

移動・複写

移動:セルにあったデータは消える

複写:セルにあるデータは残される

相対参照:複写により自動的に計算結果が調整されること

行・列の挿入・削除

挿入:行でも列でも、まるごと複写して、 もとのデータをまとめて1 行(1 列)移動させることができる

削除:行でも列でも、まるごと 1 行(1 列)削除し、 もとのデータを削除した 1 行(1 列)分をつめて移動させることができる

絶対参照: 列番号や行番号にある計算式をそのまま残したい場合に行う方法で、 $ を指定列(行)の前につけて表す

便利な機能

表計算ソフトの便利な機能

グラフ化機能:データをもとにグラフを作成

マクロ機能: 複数の操作手順を覚えさせて、1 つのコマンドや操作で可能とさせる

ソート機能:並べ替え機能

GIMP で便利な方法

画像を取りこみ、加工することができる。表計算の場合に便利である。 取りこみたい画像のそばから、不要なものを隠しておく。 そのあとメニューで、 ファイル -- 取りこみ -- 画面取りこみ -- 単一ウィンドウを取りこむ を選び、取りこみたいウィンドウをクリックする。 取りこまれた画像を適当に囲む。 編集 -- コピー (Ctrl-C) し、編集 -- 新規にペーストを選ぶ。 png ファイルで保存し、レポートで添付して送る。

本日のレポート課題 : (Subject: 第 8 回レポート「情報処理基礎論 I」)

宛先は
it-ip1-0605-report@e.koeki-u.ac.jp
である。

初級シスアドの平成 17 年度以降の出題のうち、 「データベース」 に関する問題を解く (2 問以上)。他分野も合わせて 5 問以上。 本日の講義分で解ける問題でもよいし、 自分で勉強した問題でもよい。前回解いたものは除く。 問題は教科書を購入したり、インターネットから検索して探すことができる。 長文は 1 問でもよい。

  1. レポートには、年度と季節、何問目かを記入し、選択肢を書く。 解答及び解法も記せ(解法は打ち間違いかどうかのチェックに利用する)。
  2. できるだけ他の学生と違う問題にも挑戦せよ。