仕事におけるプレゼンテーションの役割とは、 相手にこちらの状況を理解してもらうこと、 こちらの意見に納得してもらうこと、 さらに次の行動を起こしてもらうようにすることである。
最近は、紙媒体のレジュメだけではなく、会議室のスクリーンを使用した、 計算機を使用したプレゼンテーションが圧倒的に多い。
Microsoft 社のパワーポイント、Openoffice.org の Impress、 メールソフトの Mew の作者が核となって作られた MagicPoint など、 さまざまなプレゼンテーションソフトがあるが、これらの使用について考える。
ビジネスにおけるプレゼンテーションは、顧客獲得のために必須になった。 経済の成熟により会社は需要に応じて商品を供給する必要があり、 消費者は商品を吟味することができるようになったからである。
会社を学生、商品をスキル、消費者を企業と読みかえるとどうか。
売り込むためには、プレゼンテーションを通して、 その商品にどのようなメリットがあるかをポイントに説明しなければならない。 説明は限られた時間で行うことが多い。 限られた時間内でプレゼンテーションを行なった結果、 製品に興味を持ってもらい、 契約してもらう 必要がある。
何を話すのかまとめる。
3 分 1 枚と考えて、紙面でレイアウトを練る。
話す原稿も 3 分 1 枚で考えていく。
画面の効果について
文字に色をつけるには
文字に色をつけるには、color, graphics パッケージを導入する。
\documentclass{jarticle}
\usepackage{color,graphicx}
\begin{document}
\textcolor{red}
\textcolor{red}{\textcolor {white}{白い文字列}}
\textcolor{green}
\textcolor{blue}
\textcolor{black}
\textcolor{yellow}
\textcolor{cyan}
\textcolor{magenda}
\end{document}
プレゼンテーション
プレゼンテーション用のパッケージは foils.cls である。
印刷する形式は Postscript であるが、分割して 1 枚に小さく印刷したりするコマンドを使用するときには、dvi ファイルから ps ファイルを作り、それを分割して使用する。
% dvips ファイル名.dvi >& ファイル名.ps % psnup -2 ファイル名.ps | lpr -s
lpr はすでに ps ファイルがあるとき、 何もソフトウェアを使わずに直接印刷するためのコマンドである。 ソフトウェアの印刷機能は、これを用いて印刷している。
PDF ファイルを作るには
DVI ファイルから PDF ファイルを作るには、
% dvipdfmx 作成文書.dvi
ls し、作成文書.pdf ができたか確認せよ。その後 pdf ファイルを確認しよう。 コマンドは
% acroread 作成文書.pdf
acroread の印刷機能を使うと、印刷することができる。
PNG ファイルを作るには
TGIF や GIMP などソフトウェアを使って EPS,EPSI (LaTeX に組み込める画像) ファイルに変更することもできるが、 コマンドラインから
% dvipng ファイル名.png
とすると、きれいである。出来上がるファイル名は、 ファイル名1.png となるので注意。
本日のレポート課題 : (Subject: 第 13 回レポート 「LaTeX でプレゼンテーションを準備するには」)
宛先は
it-dtd-0108-report@e.koeki-u.ac.jpである。