川辺から見た人 (静止系) から見た速度に揃えて書く。 み、そ、じと同じである。
上流から下流へ流れる速度 V [m/s], 移動する人の静止系での速度 v [m/s] とする。 向きは上流へ行くことを + 方向にとる(どちらでもよいが、 決めたら最後まで変更しない)。 静止系にとっては
上流へ向かう速度: v - V[m/s] > 0 で移動 下流へ向かう速度: v - V[m/s] < 0 で移動
移動距離 = 静止系から見た速度 x かかった時間
移動距離 | |
静止系から見た速度 | かかった時間 |
あきらかに異なる主張は捨てる。 図示化するとはっきりするので、まずは図を書いて考える。
「A ならば B である」の場合、 B は大きな円で、A はその中にある円となる。
対偶もまた真であるので、
「A でなければ B ではない」ならば、 A は大きな円で、B はその中にある円となる。
三段論法は、 「A ならば B である。B ならば C である。ゆえに A ならば C である。」 というもので、図は B の円の中に A, C の円の中に B が入る。 よって C は必ず A の円の中にある。
まずはグラフの特徴を図示化しよう。 グラフに特徴的な点を記入する。 2 つのグラフがあったら、交点を求める。 不等号で重なるかどうかは、適当な点を決めて、 その値を代入することによって求める。 1 つずつグラフごとに条件が合うかどうか決めていく。 不等号の条件を満たしていれば色を塗る。 全て塗られた部分が欲しい領域である。
今回の課題をもとに、自分の力を分析せよ。その上で予習復習をまとめる。