■ Emacs ■


Emacsの起動と終了

Emacsをktermから起動するには、 emacs -nwと入力してEnterを押します

emacs
%emacs -nw

Emacs終了する時は、Emacsをアクティブにした状態で C-x C-c と入力するとEmacsが終了します。
(アクティブにした状態とは、マウスのカーソルがEmacsにあることです。)
また、ウィンドウの操作で終了まは起動の仕方を勉強したい方は こちらへ

モードラインについて

モードライン

上記に表示されているのが モードラインです。各部分にて説明して行きたいと思います。
-かんな-
Canna対応のEmacsを起動する と表示される。C-o(日本語入力On)にすると [あ]と表示される。
この表示で今自分が、日本語入 力で作業しているのか英語入力で作業しているのかを断することができる。
日本語入力を切る場合はもう一度C-oを入力する

E
ここではバッファが取り扱うテキストの文字コードと改行コードを示して います。
JISの場合は「J」、日本語EUCの場合は「E」、シフトJISの場合は「S」 と表示されます。
:
このの 部分は改行コードが示されています。Unix系の改行コードは 「.」 Macintoshの改行コードは「'」 DOS系 の改行コードは「:」で表示される。

-----
ここではバッファの 状態を表しています。「-----」 と表示されている 時は、バッファの内容が変更されてい。
「**---」 と表示されている時は、バッファの内容が変更されている。( またはセー ブされていない状態。)「-%%--」と表示されている 時は、バッファの内容は見ることが出来るが変更したりセーブしたり出来ないバッ ファを表している。

*scratch*
ここでは、バッファ の名前を表示しています。バッファの名前はファイル名を元にして決められます。
(同じファイル名が2つある場合は、ファイル名の後に数字がつきます

(Lisp Interaction)
ここでは、今Emacsがどのようなモードになっているかを表しています。

 Fundamental 基本的な編集モード
 Text        テキストの編集モード
 Emacs-Lisp  Emacs Lispの編集モード
 C           C言語の編集モード

-All--
ここでは、今 表示している画面が、バッファ全体のどこの位置を表しているかを表している。
-All--はバッファ全体が表示去れていることを示し -L91--現在カーソルがある行を表している
( Topバッファの先頭、Bot バッファの終わりを意味している)

ファイルを開く、保存

Emacsでファイルを開くには、C-x C-f と入力します。
開きたいファイルを ~/ の後に開きたい ファイルの名前を入力してEnterを押します。
こんな感じです。

Find file

ファイルを保存する時は、C-x C-s と入力します。
(バッファ画面の変更されたファイルをすべて上書き保存します)
こんな感じです

save file

ファイルを別名で保存した場合は、C-x C-cと入力します。そうするとWrite file: ~/ と聞いてくるので、
自分の保存したファイル名を入れてEnterをおす。

別名保存

注意!!
Emacsで編集していると「Auto-saving...done」と いう表示がミニバッファに出てくるが、けして保存されていないので作業を終えたら 一回一回しっかりとFileを保存するように心がけよう。


わけがわからなくなったら

Emacsでいろんな処理をしていて、間違って変なところを押し てしまったりして、
どうしていいかわからなくなった時には、コマンドの 中止C-gと入力します。

quit

上のようになったら、通常どうり作業をおなえます


バッファの切替え

Emacsの操作になれてきて、たくさんの作業をしていると、気 づくとたくさんのEmacsを立ち上げて作業していることがある。そんな時、どの Emacsで作業していたのかわからなくなって間違えてEmacsを閉じてしまってファ イルを破損してしまう恐れがあるそれを防ぐためにもバッファの切替えを使う
Emacs上でdefualtのファイルが、test.txtを開いていたと仮定します。作業をし ていると、前に作業していたファイル(report.txt)の中身を知りたくなりました。 ktermに戻ってコマンドラインからcatコマンドを使ってファイルの中身を確認す ることも出来ますが、Emacsは他機能editarですから次ぎのような事が出来ます。

report.txtのファイルを表示させるので、C-x C-f と入力してreport.txtのファイルを開きます。自 分の確認したかった内容を確認したら、今度はC-x bと入力します。そうすると「Switch to buffer:(default test.txt)」 ミニバッファに表示されると思います。 その状態でEnterを押すとtest.txtがバッファに表示されます

change buffer

(何枚もバッファを開いている状態の時は、 Switch to buffer:(default ****.***)の後ろにカーソルが点滅するので そこに自分の開きたいファイル名を入力すると、指定したバッファが表示されます)


ファイルの挿入

HTMLなど、で日記をつける場合毎日形式を 変えることは少ない。なので決まったファイルを使うので、この操作を利用し 元となるファイルを利用して、内容だけを変える時などに便利であるまた ルビーのプログラムを作るときにも使う部分が同じなら利用できます。 (次ぎに説明する操作は新しいファイルを開いていると仮定します。)

新しいバッファを開いている状態で、C-x iと入力します。そうすると 「Insert file:~/」ミニバッファに表示されると思います。その状態で、 バックスラッシュの後に元にしたファイルの名前を入力してEnterを押します。

insert
emacsのサスペンド

Emacsを起動している時に、ちょっとコマンド操作をしなけれ ばいけないくなった時などに使う。
C-zと入力 すると、今起動しているemacsがsuspendします。
今表示されている図は、 jobsコマンドを使って停止中、またはbackgroundで 稼働しているジョブを表示しています。

suspnedの状態から戻すには、fgと入力 します。これでbackgroundでsuspnedしていたemacsがforgroundに戻ってきます。



7.emacsでshellを使う

emacsがアクティブな状態で、M-shell と入力します。すると、バッファの中にプロンプト「%」が現れます。
emacsは高機能ediorでもあり、他国語をたくさんサポートしています。 使いかによれば、emacsですべての作業が可能になります。



8.日本語入力

emacsがアクティブな状態で、c-o と入力します。モードラインに[あ]という表示がでます。この状態で日本語を入力 できます。日本語入力をoffにするにはもう一度c-oを 入力します。[あ]という表示が消えると通常どうりローマ字にもどります。