日本語入力(UIM-mozc)標準のキー割り当て

C- はCtrlを押しながら、S- はSHIFTを押しながらの意味。 同じ機能に2つ以上のキー割り当てがある場合はカンマで区切って示してある。 ※印付きは教室独自設定。

教室標準はことえり準拠モードだが、設定でMS-IME準拠、ATOK準拠モードに 切り替えることができる。

ON/OFF

S-spc または 全角/半角 または(Emacsの場合)Ctrl-o

入力中

キー働き
S-[Enter], ※C-n予測変換(後述)の文を一気に確定
C-;半角変換
C-:半角英数字
C-a先頭へ
C-b左にカーソル移動
C-d1字削除
C-e末尾へ
C-f右にカーソル移動
C-gキャンセル
C-hバックスペース
C-jひらがな変換
C-kカタカナ変換
C-l半角英数字変換
C-r半角英数モード切り替え
C-m確定
C-x, Tab予測変換
C-左矢印, C-aカーソルを先頭へ
C-右矢印, C-eカーソルを末尾へ
F9全角英数字変換

変換中

入力中と同じものは省略する。

キー働き
C-d, C-f1つ右の文節へ
C-s, C-b1つ左の文節へ
C-p, C-e前の候補へ
C-n, C-x1つ次の候補へ
C-h, BackSpace変換キャンセル(入力に戻る)
C-i, C-q文節縮め
C-o, C-w文節伸ばし
C-l全角英数字変換
C-n, C-x次の候補へ
PageUp, Shift-↑前候補ページ
PageDown, Shift-↓次候補ページ

変換後に確定したものは C-[BackSpace] でひらがなに戻せるが、うまく行くアプリケーションとそうでないものがある。

予測変換

かな入力中、過去の変換結果などから予測される文章などが画面下部に出される。 その文章でよい場合は S-[Enter] で一気に確定、 予測の第2候補以降に望むものがある場合は Tab を押す。

キー働き
Tab予測候補選択へ
S-Enter最初の予測で確定

単語登録

先に登録したい読みと漢字を出してから登録機能を呼び出す。 以下の手順で行う。

  1. Emacsの初期画面などで変換したい文字を入れておく。
    ぴかちゅう 光宙
    
  2. 画面右下の uim ツールバーUIM
     Toolbarのスパナマークから「Word Register dialog」を起動する。
  3. [単語]と[よみ]に予め入れておいた漢字と読みがなをそれぞれ入れる。 マウスで選択したものを単語登録ウィンドウの入力窓に貼り付けるには マウス真ん中ボタンを押すと早い。
  4. [品詞]の部分は適切なものを選ぶ。名前なら「人名」、「姓」、「名」 のどれかにする。

逆に登録単語を消したい場合などは uim ツールバー、 「Dictionary Tool」から操作する。これらは「エクスポート」で保存できるので、 保存したファイルを直接編集しておくと、あとで「インポート」で 一括登録できる。

設定の復元

情報教室の設定はことえり準拠モードを基本にプログラミングに 支障の出にくい初期設定を追加している。この設定はホームディレクトリの .mozc/ ディレクトリにある keymap.txt(機能キー割り当て)と、 romantable.txt(ローマ字かな変換表)の2つのファイルに保存してあるので、 カスタマイズで壊してしまった場合はこれ等をインポートすると復元できる。

uim ツールバーUIM
     Toolbarの Config dialog で

機能キー割り当て

「一般」タブ→「キー設定」の[編集]に進み、 さらに出てきた「編集」プルダウンで「インポート」を選んで File name の部分に .mozc/keymap.txt を入れてSaveボタンを押す。

ローマ字カナ変換表

同じくConfig dialogの「一般」の下にある「ローマ字テーブル」 で「編集」に進みさらに出てくる「編集」プルダウンの 「インポート」で .mozc/romantable.txt を選ぶ。


目次